開催内容詳細
起業家教育推進委員会第8回分科会
■日時:2022年3月22日(火) 9:00~12:00
■開催方式:オンライン(Zoom)
日本ベンチャー学会起業家教育推進委員会では、「起業家教育」に関心を持つ学会員から賛同をいただき、「起業家教育に関する分科会」を開催しております。COVID-19 オミクロン株の感染拡大により、昨年 12 月に対面開催を予定しておりましたものをオンラインに切り替え実施するものです。
今回は、アントレプレナーシップ教育の最大の関心事である「なぜ人は起業を志すか?」
(起業意思:Entrepreneurial Intention)に関して、この分野の第一人者ノリス・F・クル ーガー博士にご登壇いただき、起業意思-行動の間の接続、アントレプレナーシップ教育との関係等について、最新の状況をご講話いただき、その後に参加者のこれに関わる課題感を共有し、解決の方向性を議論するセッションを準備しております。
なお、文部科学省の令和 3 年度補正予算 SCORE を活用するもので、今回も福岡市で実施している Fukuoka School of Entrepreneurship(FSE)の FD プログラムと共催することを申し添えます。
日時・会場
1. 日時:2022年3月22日(火) 9:00~12:00
2. 開催方式:オンライン(Zoom)
スケジュール
(1)開会挨拶 (9:00~9:10)
九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)
センター長/教授 高田 仁
(2)基調講演 (9:10~10:40)(英語で実施)
テーマ:「アントレプレナーシップ教授法~起業意思-行動間の結びつきを前提に、 教員はどのように
教育設計をすべきか?」
講 師: ノリス・F・クルーガー博士
(3)質疑応答/全体ディスカッション (10:40~12:00)
※ 小グループに分かれて議論、経験交換の後、代表者が発表し全体で共有。
コーディネーター: 起業家教育推進委員会委員長 五十嵐 伸吾(九州大学教授)
申込方法
下記のwebからお申込みください。後日ZOOMのアドレスをお送りします。
https://forms.gle/KEBsod415eEzoHWT9
【ご参考】
(1) 九州大学では、クルーガー博士と新たな起業意思-行動に関する研究プロジェクトを今年度からスタートさせます。それに合わせて、2022年度よりクルーガー博士による新規講義をFSEで開講致します。
(2) 上記講義の前後の日程で、今回のプログラムのフォローアップを目的として、FSEのFDプログラムを毎年定期的に開催する計画です。
【問合せ先】
九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター 教授 五十嵐 伸吾
〒819-0395 福岡市西区元岡744 センター5号館 7階
<TEL>:092-802-6067(直通) <FAX> :092-802-6065 <Cell> : 090-4220-9992
mailto: igarashi@qrec.kyushu-u.ac.jp
【ノリス・F・クルーガー博士略歴】
カリフォルニア工科大学(1970-73)物理学/工学専攻。オハイオ州立大学に転じ応用数学・定量社会科学を学ぶ。大学卒業後、起業や起業家支援、大学での非常勤講師などを務めたのち、1989年オハイオ州立大学より経営戦略論及びアントレプレナーシップにて博士号を取得。 博士号取得以降も、ボイシ州立大学(アイダホ州)助教(1999年~2005年)、アイダホ国立研究所、Inland Northwest Research Alliance社およびメンバースクールのJV、TEAMSの アントレプレナーシップ・クリニカル・プロフェッサー(2003年~2005年)およびプログラム・マネージャー(現Entrepreneurship Northwest)など実務と学術、双方の接点がある活動を計測している。
学術研究領域では、アントレプレナーシップ、特に、なぜ人は起業する意思を持つに至るのかの「起業意思(Entrepreneurial Intention)」研究に注目し、この分野では世界的な権威であり、研究論文の引用件数は極めて多い。それが評価され、フェニックス大学(UOPX)、ノースカロライナ大学(UNC)、カウフマン財団、ALBAビジネススクール(アテネ)、マックス・プランク経済研究所(ドイツ)などの客員教授、リサーチフェローなどを歴任。OECDのアントレプレナーシップ教育評価基準の制定に貢献。学会活動では新たな学会や研究会の立ち上げなどに奔走している。
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